これからの事を家族で話そう。60歳を迎えたら。
こんにちは、野中です!
三寒四温で気候の変化もあり加えて花粉まで。。
皆様においては体調管理には十分注意して下さい。
表題の件ですが何を考えるのか?
ここ最近に始まった訳ではありませんが、
今現在、持ち家の方のお考えに関しての事です。
(少し長文ですが、避けては通れない内容になると思います)
老後と言うより、今お住まいのご自宅(持ち家)の相続時のお話です。
私共のお客様でお父様がお亡くなりになられ、
お子様達は(娘さんお二人)実家であったマンションの遺産相続をしました。
しかし、相続をしても相続人のお二人とも結婚しており、ご自宅もお持ちです。
そうです。遺産として相続しても、そのご実家には住まないのです。
そうしますと、通例ですとご売却する事になります。
某大手不動産会社に売却をしようと相談すると様々の諸費用が発生し手元に残るのは僅か。
そこで売却にあたり仲介として購入者を募集しました。
しかし問い合わせもなく時間だけ過ぎ、その間マンションの管理費・固定資産税も払い続ける事に。
この時点ではこれは負の遺産になると考えます。
立地条件の良い利便性の良いマンションでしたが築年数も経過しており
現在の間取りとも違うためご購入される方はリフォームを考慮しての話となります。
それらを踏まえ希望金額から150万円程価格を下げてご売却出来ましたが、
しかし値下げした分とそれまでの固定資産税・管理費等(約130万円程)を合わせると高額な損失です。
売り手の考え、買い手の考えは相反しますので一刻も売却したい売り手としては条件を呑む事になります。
一時的とは言えお子様を育てていての出費としてその間の家計のやりくりも大変だった聞いております。
幸い?4年程で売却出来ましたが、売却しようにも何年も出来ない事例もあります。
生前に日本の文化ではあまり積極的にお話しされないと思いますが、
元気なうちは問題もないでしょう。
しかし現実は相続する遺産についてなかなかご家族でお話をしていないため、
残されても困る場合もあるのも事実です。
遺産等、家族の中でもお金の話となると、それだけでも問題が出る事もしばしば。
身も知らない他人が口を挟むな!となるかも知れませんが
ご家族にとっては大切なお話ですので、ご家族でよくご相談される事をお勧め致します。
人生100年と言われている昨今ですが、お互いお話が出来る今こそお話をする時です。
具体的には預貯金や保険・金品の他、住宅(動産)等です。
下記には住宅に関してのリンクを貼っておきますので参考にでもして下さい。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)
リ・バース60
上記はご自身を含め配偶者様にも快適に暮らせるようバリアフリー化や古くなった設備交換等
ご自宅の様々な事に使えます。メリットもあればデメリットもありますので、
決してお勧めしている訳ではありませんが方法としてのご提示です。
その他、住み続けながら売却する等、様々な選択肢もありますので皆様のご参考のきっかけになればと思いました。
また、当社でもご相談を承り致しますのでお気軽にお電話やページ最下段のお問合わせ欄からでもご連絡下さい。